流行り物でなにが悪い!

流れの速いファッション

日本に限ったことではありませんが、流行というのは必ず廃れるものです。
それはファッションにおいても、例外ではありません。
ただ、日本ほど流行のスパンが短いというのは世界的に見ても希かもしれません。

日本の流行ファッションのパターンとして、テレビなどの主導ということがあげられます。
今まで、そんなものも見たことも聞いたこともないようなものが、テレビで取り上げられた瞬間から、ブームになったことを体験した人も多いのではないでしょうか。
日本のファッションは「模倣」から入るのが多いようです。
あの芸能人に憧れて、なりきるという感情移入からくる自己投影の形なのかもしれません。 (例:篠原ともえ登場後、大量発生したシノラー)
「流行をリードする○○」というのは、芸能人の褒め言葉として使われることが多いことからもわかる通り、流行は「作られる」ものなのです。
「今年の流行は黒です」という発言をテレビで聞くたび、「どこの機関がそれを決定しているのだろう?」と疑問に感じていたのは筆者だけではないはずです。

流行は循環する。

この形が日本で常識となった背景には、「出る杭は打たれる」という諺の通りのムラ社会が影響しているのではないでしょうか。
「和」を尊ぶ社会システムを営んできた日本民族において、「普通とは違う」というのは、想像以上に奇異にみられる行為です。
たとえ、自分が「いいな」と思ったファッションであっても、それが奇異にみられるのではないかという不安感からタンスの奥にしまってしまうという行動は、日本人なら仕方ない感情なのかもしれません。
そこで、テレビが「これは“変”ではありませんよ」という免罪符を出します。
白鳥の子供の中にアヒルの子供が一羽いれば“醜い”などといじめられますが、子供がすべてアヒルだったなら、そんな発言は出ませんよね?

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たまったものじゃないのは、元から自分のポリシーでそういうファッションをしていた人なんでしょうね。